ポケモンユナイト 2022年2月9日最新 ヨクバリスの考察・攻略(性能・わざ・もちもの・バトルアイテム)
2022年2月9日現時点でのヨクバリスを考察します。
ポケモンユナイトにおけるヨクバリスの歴史
実装時から暴れ続けたヤバいやつ。
「ゲップ」+「ほしがる」の通称「ゲップドリフト」が強く、またゴール性能・カジャン(相手ジャングルのモンスターを狩ること)性能が飛びぬけて高いため、実装~2021年11月にナーフされるまでは「上手くリスを乗りこなせる奴がいる方が勝つゲーム」通称リスゲーとも呼ばれていました。
その性質上、PT編成でのゴール重視PT(通称ゴルマク(ゴールマクロ))にほぼ採用が内定しており、また前環境の覇者カイリューに初手カジャンムーブが強く出られることもあって、競技シーンの上位PTでは採用率が非常に高かったです。
ただし、第三回公式大会においてはファイト構成が猛威を奮ったため、上位PTからリスの姿はなくなりました。
少し旬が過ぎた印象のあるポケモンですが、まだまだゴール性能とカジャン性能は衰えないため、いつかまたゴルマク構成にて復権するかもしれません。
ヨクバリスの性能考察1:カジャン編
レベル1から「たいあたり」を使ったムーブ・ブリンク・LH性能が高く、相手から野生ポケモンを掠め取ることを得意としているポケモンです。
そのため初手カジャン(初手から相手のジャングルに侵入するムーヴ)もこなせますが、レーンの相方に大きく負担をかけるためソロでは行わない方が無難。
それでも初手カジャンを行いたい!という勇気ある方は下記を参照。
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☆リスの初手カジャンについての考察☆
筆者がフレと野良に特大地雷をかましながら(ごめん)検証した結果です。
ヨクバリス有識者がいればご意見ください。今後もたまに検証するので(さらにごめん)更新するかもしれません。
【大前提】
- レーン相方が一人でもLHをキープできる/生き残れるポケモンである
⇒相方がルカリオorカビゴンである
【相手中央ポケモンに応じた場合分け】
- 相手の中央がサーナイトorカイリューorゲンガー
⇒LH性能が低い&ファームが遅いため、「スティールルート」に進む
※ただし自信がなければ「蟹狩りルート」で安定を取って良い - 相手の中央がエスバorファイアローorアブソル
⇒カジャン耐性が高いため諦める - 相手の中央が上記で挙げたポケモン以外の場合
⇒「蟹狩りルート」で進む。
その後、相手ポケモンと状況によってファイトorスティールの方針を決める。
「スティールルート」
敵側ヨーテリーが進む方向に進み、ヨクバリスがレベル1の時点で相手が狩っている野生ポケモンを横取りして狩るムーブ。
(※ヨーテリーの進行方向は地面が緑なら上、白なら下)
成功すればメリットが多大な反面、失敗すれば敵の目の前で戦犯タブンネと化します。
「蟹狩りルート」
敵側ヨーテリーが進む方向と逆の蟹を先に狩り、レベル3になってファイトの選択肢を増やすムーブ。ほぼ確実に成功し、かつ相手の様子を見ながら選択肢を選べるため安定の選択です。
ファイト時にレベル3~4の相手とレベル3でぶつかることができるため、木の実スタックをためたヨクバリスなら有利を取りやすい状況になります。また、「ちからのハチマキ(きあいのハチマキ)」を装着した初手カジャン全振リスなら更に有利を取ることが可能です。
「蟹狩りルート」の動き方は下の動画参照。
上記で相手中央ポケモンにより場合分けしましたが、相手の中央がサーナイトorカイリューorゲンガーでも「蟹狩りルート」が安定ではあります。
※うっかりLH負けしたときの状況が悪すぎるんだ...(経験談)
なおカジャン成功時は8:50まで敵中央(含む敵)を敵ジャングル内に引きとめるか、8:50に自レーンに戻って蜂戦に参加しよう。理想はカジャン成功⇒ゴールにたまったポイント叩き込む⇒蜂戦⇒レベル5になり再びカジャン。
これで相手中央のメンタルはズタボロだ!
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ヨクバリスの性能考察2:基本性能・立ち回り編
レベル1~3までは前述のとおり特性と合わせた「たいあたり」が強いため強気で相手に当たることができます。またレベル5で木の実ストック&回復わざを覚えるため耐久力が大幅に上がります。
可能であれば8:50の蜂戦でレベル5になり、「ほしがる」を覚えて相手ジャングル2週目のバフ出現に合わせてカジャンを行いたいところです。
火力はレベル7までは据え置きのため注意。2連「体当たり」で最低限の火力は保証できるものの、レベル7までのメインの動きは「ほしがる」でうろついてのCCばらまきとなるります。
レベル7になってからは「ゲップ」を覚え、瞬発火力とLH力が大幅に上がります。
「タネマシンガン」は全弾当たればかなりのDPSを弾き出すことが可能ですが、木の実リロードの遅さとドリフト時の操作難度から「ほしがる」との相性は良くありません。
そのため「タネマシンガン」を採用するなら自然と「ほおばる」を採用することになりますが、「ほしがる」のないホシガリスはカジャン役・ゴール役・タンク役としての仕事を全うしにくいため、現状ではあまりおすすめは出来ません。
レベル9になりユナイトわざを覚えたらヨクバリスの成長はほぼ完成。
「ほしがる」で敵の野生ポケモンを荒らしつつとにかくゴールを狙い、集団戦の際は「ほしがる」「ゲップ」で相手のキャリーを狙い足止めするのが主な役目となります。
また、ナーフされた今でもユナイト発動後の「ゲップ」連打でのオブジェクト力・バースト力は非常に高いです。
PSは必要ですが上記の通り幅広い立ち回りができるので、マクロ観+精度の高いミクロの操作が求められる上級者用のポケモンですね。
わざ考察
現状、「ほしがる」は上記の要素からヨクバリスの強みを生かそうと思えばほぼ必須となります。そのためわざ1は自ずと「ほしがる」と相性の良い「ゲップ」になるでしょう。
「ほおばる」+「タネマシンガン」も使ってみると意外と強くはあるんですが、ヨクバリス独自の強みを持っていないためわざわざ選ぶ意味がないな....という印象。
もちもの
○ヨクバリスの強みを活かすゴール構成+集団戦型
「もうこうダンベル」:ファーム力+LH力アップ+集団戦の性能を高める
「ゴールサポーター」:ゴール性能を高めるために必須
「おたすけバリア」:集団戦の性能を高める&強引なゴールが可能
「ゴールサポーター」でゴールを決めつつ「もうこうダンベル」で火力を上げ、ゴールだけでなく集団戦でもより活躍できるようにしたビルドです。
ヨクバリスに求められる役割をこなすにあたって安定のもちもの構成として。
○初手カジャン+ゴール構成
「ちからのハチマキ」:カジャンでの低レベルファイトをサポート。ファームにも使える
「ゴールサポーター」:ゴール性能を高めるために必須
「おたすけバリア」:集団戦の性能を高める&強引なゴールが可能
初手カジャン蟹ルートから敵中央ポケモンにファイトを挑むビルド。
「ちからのハチマキ」はレベル5になるまでのファイト・ファームを助けてくれます。なお、よりファイトに特化するなら「きあいのハチマキ」の方がキルラインを誤認させられるため強いと感じています。
「もうこうダンベル」フルスタック時の「ゲップ」の火力上昇率はナーフ前と比べて約25%ほど落ちているため、なくても案外支障はありません(もちろんあった方が強いですが)。そのため「ゴールサポーター」と「おたすけバリア」を優先して装備しています。
集団戦にユナイトわざから入るならば「おたすけバリア」より「もうこうダンベル」を優先してもよいと思いますが、その場合は「おたすけバリア」発動から「ゴールサポーター」を使う強引なゴールが出来なくなるので注意。
バトルアイテム
アイテムはカジャンに行くなら「エネコのしっぽ」。行かないなら「どんそくスモーク」がおすすめ。
「どんそくスモーク」は集団戦でのタンク力を高める目的での採用。
以上となります。
みなさまのヨクバリス考察・運用の一助になれば幸いです。
カジャンはたのしいぞ(こごえ)